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春ちゃん成ちゃんへの手紙
~ママの日々~


2007年11月29日(木) [長年日記]

_ [成ちゃん]胃ロウチューブ入れ替えです

一泊入院で胃ロウチューブ入れ替えをしました。 最初に今日の予定などを説明してくださった先生は成ちゃんが6年前に腸閉塞の入院で大変な思いをした時に担当してくださった先生方のお一人でした。それ以後お目にかかることはなかったので今日はとてもお久しぶりでした。ちょっとしんどかった時のことを思い出してしまいました...。

胃ロウチューブ入れ替えはいつものT先生。造影室で造影しながらの入れ替えです。私たちは廊下で終わるのを待ちました。造影室の中の会話が気になります。ただただ無事に終わるのを祈りながら待ちます。滅多なことは無いと信じつつ...。30分も経っていないと思います、中から終わりました、と呼ばれました。 今回はチューブが前より浅い位置にしか入らなかったとのこと、どうも胃の壁に当たって返ってくるようなので無理には入れていないとのことでした。なんでかな?と不思議に思いましたが胃の中には5センチ位入っているようなのでそれだけ入っているのなら 胃の負担を考えるとできるだけ短い方が良いのかも知れません。前は胃の壁に沿って弧を描くように入っていたようです。後、変わりはないか様子を見て治まっていればそれで良さそうです。でもひとつ気がかりは ロウ腔からチューブの外側に血液の滲みがあること。これは少し前からだんだん気になっていたことで チューブが通っているトンネル内に何かトラブルがあるようです。おそらく胃酸が漏れ出て炎症でも起こしているのでしょう、抜いた古いチューブの一部が黒く変色していてたぶん出血による汚れなのでしょう。こればかりは見えない箇所での炎症で直接薬を効かせたり出来ないので難儀です。成ちゃんの治癒力にまかせるしかないのでしょう。消化器外科の先生に尋ねても早速良い答えはもらえませんでした。取り敢えず栄養状態をますます良くして 免疫アップのニンジンジュースでも飲ませてみようかと思います。思いつく事をいろいろ試してみます。

とりあえず入れ替えは無事に終わりホッとしました。あとは特に変わりなく過ごせますように。

病室からとても大きな木が見えました。部屋は5階なのですがまだずっと見上げないと全貌は見えません。根本はたいして栄養のあるような土壌には見えないのにどうしてこんなにすくすくと育ったのでしょう。太陽の陽をあびて 時には雨や強風にさらされながら強く育ったんですね。見ているだけでただただ凄いと思ってしまいます。枝の中には小鳥や虫や、たくさんの生命を育んでいるのでしょうね。水分を高ーい所までグングン吸い上げて生きている・・・「木もがんばってるやん!私もがんばらな!」って励まされてたりして。

病室からの風景