2014年04月03日(木) [長年日記]
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_ 桜の季節に・・・
桜満開のこの季節に友達のお母さんが突然に逝かれました。 お通夜の終わりに菩提寺のご住職がお母さんの事を偲ばれました。 なんて他人思いの温かい方だったのでしょう。 優しくてこんな桜満開の時期に逝かれるのは この方にふさわしい、とお仰っていました。
「薫風」と「桜」という文字が入れられている戒名はなんて美しいんでしょう。 お通夜と言う短い時間の中で、あまり知らなかった故人であってもその人となりや生き様がこんなにも伝わってくるものなんだなと感じました。
ちゃんと見ていてくれる人があるんですね。
しかしながら急なことでガックリ来ている友。 気の利いた言葉もかけられなくて・・。 人が逝ってしまうと言うことは なんて儚いんだろうと思います。
だから。 したいことも するべきことも 思い残すことがないように。 見送られるにしても 見送るにしても・・。
明日もお見送りしてきます。 悲しむ友を見るのは辛いのですが 一緒に少しでも寄り添うことができればと思います。
桜が泣きませんように・・。