成美の就学時期が来ました。考えることなく向日が丘養護学校に決めました。春ちゃんが入学してから行事が有るごとに成ちゃんも連れていってたので先生方にも覚えてもらい「早くお姉ちゃんと一緒においで」っと言ってもらっていたので比較的安心でした。
しかし、成美はお姉ちゃんに比べて身体がグニャグニャ、全く体幹が安定していなかったので学校での生活や訓練にはかなり不安でした。最初の頃は毎週決まった日にお休みをいただいて今まで通っていた療育園で訓練を受ける日々が続きました。現在の成美の状態で身体に負担を掛けると身体が歪んでくる(いわゆる側湾)可能性を持っていたからです。身体が一旦歪んでくると訓練では治りません。ボイター訓練ではこの辺にかなり敏感で常に注意をするように言われてました、実生活の姿勢の前に安定した換気(呼吸)、バランスの取れた発達(歪みの防止)が最優先でした。このころの成美にはそちらの方が大事だと判断したからです。
成美も1組でした。このころの成美は食事が上手でこれでもかと言うほど食べる日もあったようです。徐々に学校に慣れてきて学校へ行った日の方がはつらつとしていることが多くなりました。これも成美に合わせてゆったりと過ごせるように気を付けてくださった先生方のおかげと感謝しています。
一学期は本当にゆっくりしたペース親の怠慢で早起きができなくなった成美が学校になじむのには時間がかかりました。春菜の時もそうでしたが一学期間かけてゆっくり慣らしてもらいました。ナルちゃんもお姉ちゃんの仲間入り、比べるわけではないけれど心配事がいっぱい。初めての環境に馴染むのには時間がかかるナルちゃん。じっと様子を見ながら難しい顔をしています。いったん気を許してくれるまでが勝負。むかしは僕にさえなかなか気を許してくれず僕の顔を見るだけで「ゲーッ」っとなって、時には本当に戻してしまうこともあったくらいです(^^;;