2000年03月20日(月)春分の日 [長年日記]
§1 ボクは無類のスポーツ好きである。
モータースポーツも大好きで、3月から開幕するものが多く楽しい季節になってきた。
F-1は日本人選手がいなくなって少し淋しい気がするが、HONDAの復帰は楽しみの1つになった。
F-1に比べてバイクのWGPは日本人ライダーが非常に多く、活躍もめざましいモノがある。125ccクラスと250ccクラスではすでにワールドチャンピオンが生まれている。残すところは最高峰の500ccクラスだけである。
F-1とWGPでなぜこれほど日本人選手の活躍に違いが出るのか・・・
背景は色々あるようだが、まず第一にF-1は上位チームと下位チームのマシンに差がありすぎることが第一の要因だと思う。また、活躍しているマシンのほとんどが外国製であることも重要な要素だろう。 また、F-1のドライバーには早い巧い(餃子の王将みたい)だけではなれない、チームにとってどれだけ有利なスポンサーを引き連れているかにかかっているのである。特にF-1に上がってきたばかりの選手にとっては乗れる車がだいぶん違ってくると思われる。
それに引き替えバイクの場合は参加している車両のほとんどが日本製である。 ここ10年以上常に世界のトップにあるのは日本製のバイクである。また、上位チームと下位チームのマシンの差が少なく誰にでも同じチャンスがあることも日本人選手の活躍に拍車をかけている。 レースに要する費用も格段に安いのでスポンサーの獲得も楽なように思える。
F-1には来年からTOYOTAが本格的に参戦するようだし、それに向けてTOYOTAはYAMAHAをほぼ吸収する形で提携を発表した。YAMAHAの技術にTOYOTAの豊富な資金でどこまで世界に通用するか今から楽しみである。是非日本人ドライバーもTOYOTAの力で連れて行って欲しいものです。 HONDAが中島を連れて行ったように。