2000年03月26日(日) [長年日記]
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§1 町内会長
昨年の4月から今年の3月まで、町内会長という大役を仰せつかった。 身分不相応だが順番で回ってくるので致し方なく引き受けたのだが、まあご多分に漏れず厄介でありながら何ら権限のないお役でつまらない限りである。
まず最初に地元の氏神様をお祭りする祭事を司る敬神会の維持費の集金、続いて日本赤十字の社員募集、そのあとに社会福祉協議会の会員募集、秋には体育祭があり、そのあとに赤い羽根共同募金、年末には歳末助け合い運動の募金活動がある。その他にも町内会費の集金、そこら中の障害者団体からカタログ回覧の依頼など、ほとんどが集金と回覧である。
そもそも、隣組というのは住民同士の親睦を図り、何かの時には助け合う関係を維持するためのものであるはず。
その第一義である住民同士の親睦などはほとんど存在しなくなってきているように思える。
秋の運動会は町内の住民が大勢集まって、見た目には盛大な地域のコミュニケーションであるかのようだが、実は役員になったものが参加者集めに奔走し、自分が役を持たないときは素知らぬ顔というのが世の常である。
だから当然誰も役を持ちたがらないのは当然である。今回も年度末を控え新しい役員を決めるために会合を持った。 予想はしていたが新しい町内会長を決めるのにすったもんだがあった。 予定の2時間を使って次年度の役員がきまりホッとしたところである。
あとは今年度の役員を集めて収支決算報告と反省会を行い、4月初旬に新年度役員に引き継げばお役ご免である。
なんだか肩の荷が下りた感じ、我が隣組は12世帯。次に役が回ってくるのは12年後である。その時は町内会長以外の役にしてもらいたいものだ。
あぁ〜っ疲れた!(^^;