2002年01月27日(日) [長年日記]
§1 8時頃起きて朝食を取った。
ナルちゃんも9時から注入が始まる、その前におしめを替えた。ちょっと体が熱い感じなので熱を測るが、なんと38.5度もある。
いきなり熱が上がったので小児科の医師に連絡を依頼する。すぐに氷枕をしてもらい様子を見ることに。
案外簡単に下がってきた。特に心配する熱でもなさそうで一安心。おみさんが交替に来た頃にはほぼ落ち着いていた。
朝のガーゼ交換の時、胃ロウのチューブを24時間クランプしても良いか外科医に尋ねた。日頃は夜中の12時から朝の9時の注入開始まで開放している。解放時には長いチューブを付けてその先はボトルにつながっている。これが邪魔で朝一注入前に抱っこが出来ないので不便だったのだ。案外簡単にOKが出た。
これでボトルにつながっているチューブは1本だけになった。ずいぶん楽になったね。
夕方小児科の医師が来て、熱が出たこともあるので早い目に点滴を抜くことになった。今日から量を減らして明日には抜いてしまうことに。ますます軽くなる。
ボクが帰る前に病棟の看護婦さん全員でナルちゃんのお部屋に集合して、「ハッピーバースデー」を歌ってくれて、寄せ書きを頂きました。ナルちゃんは目をぱちくりさせていました。
寄せ書きには小児科の先生や外科の先生も書いてくださっていました。その後に来た外科の執刀をしてくださった先生も寄せ書きに一言加えてくれました。
夜におみさんから掛かってきた電話で、最後の1本残っている腸ロウは、安全パイとして残したまま退院する方向で考えているようだ、こうなると点滴が抜ければ何もすることが無くなってくる。注入の量も入院前より増えているので先ず問題ないだろうし。
たぶん来週には最後の腸ロウの固定の確認や、胃ロウの固定のし直しなどが行われるだろう。今日の熱もあるので血液検査もあるだろう、それで問題なければ本当に退院が近い。通院で出来るものなら通院の方がナルちゃんにも家族にとってもこれほど楽なことはない。待ち遠しいなぁ。