1998年09月28日(月) [長年日記]
[English!]
[한국어]
_ 子供を学校へ送った後買い物にスーパーへ。
開店後30分位だったから 品物を陳列してる途中だったりする。そんな中、たぶんメーカーの人が品物を卸しに来てたんだと思う、50歳くらいかなぁ、髪は白髪混じりの7.3分けできれいにセットされてる。カッターシャツにスラックス姿で 眉毛が濃い。 ぱっと見て 「お父さんに似てる・・・」 今年1月に亡くなった父にな〜んかよく似てたんだな、これが。 どこの誰だか知らないおっちゃんに私の父の面影を重ね合わせるのは正直言ってちょっと不本意と言うか 安易にそうはしたくなかったけど そうは思いながらもやっぱりよく似ていた。 ちらちらと様子をうかがっているとますます父の仕草が思い出されて一瞬現実から思い出の中に引っ張り込まれるような感じがした。 「おっと、おセンチになっている場合じゃないゾー」 バタバタしながら買い物を済ませあわただしく家事に追われて一日を過ごしたが・・・ ・・・父は今頃のんきに暮らしているだろうか、楽しくやってくれているだろうか、私はもっと話がしたかったんだよ。 涙がこぼれてしまった。 そんなことあのおっちゃんは何も知らない、知るはずがない。罪なおっちゃん。