1998年12月16日(水) [長年日記]
_ 待ちに待ったガスと便が 夕べから少しづつ出始めた。 と同時に お腹の張りもだんだん治まってきた。 夜中も グズグズ言ったが マッサージすると落ち着いた。 成ちゃんのおならとウンチをこんなに待ちこがれて 出ればそのたびに喜んだ事なんて初めてだ。
朝になるとずいぶんお腹が柔らかくなり 診察に来られた先生や看護婦さんに「お腹が柔らかくなったね!」 と喜んでいただけた。 消化器の先生が言われるには、 「昨日診察した時点では お腹の張りがパンパンでひどい状態だった。 それが言ってみれば一晩で治まった。 体質的な物や、または風邪で腸の動きが悪くなったと考えるならば 改善するには2〜3日はかかるだろう。 成ちゃんの場合は 予想外に早くに改善した。 と言うことは 一時的に腸のねじれや 詰まりが起こり それが 何らかの理由で取れて一気にお腹が通ったとも考えられる。 ハッキリ言って原因は不明です。」 と言う話だった。 一時は先生も 様子によれば開腹手術をも考えたと言われた。 もし、同じ様なことがまた起こったら、 造影剤で腸の検査をした方が良いと言われた。
午前中にお腹の超音波検査。 じっくり診ていただいたがこの時点では異常は無し。 腸もよく動いていると言われた。 鼻に通っているマーゲンチューブも抜いてもらい、今日から夕食も始めましょうと言われた。
やっと、チューブがはずせて成ちゃんも楽になったようで泣くのもましになった。 でもしんどい思いをいっぱいして まだ調子はそう簡単には戻るはずもない。 夕食は重湯と牛乳と乳精ジュース。 ぐずってそれぞれ、3口ずつほどしか食べない。 食欲が元に戻るまでに 一体どれくらい時間がかかるだろうか、それがとても気がかりだった。 だって、この1ヶ月ほどで 見違えるようにたくさん食べられるようになっていたのに たぶん、また後戻りだろう・・・悲しい・・・
診断書を書いていただいた。 「感冒性胃腸炎 及び 麻痺性イレウス 及び 脱水」 となっていた。本当のところは原因は不明。