2000年02月03日(木) [長年日記]
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_ 西南西...今年の恵方だそうです。
今日は節分です。お豆、イワシ、巻きずしを用意しました。 豆まきをして邪気を追い払うとか イワシの臭いで邪気を寄せ付けないとか巻きずしは恵方を向いて 無言でまるかぶりするとか まあ一応ひととおりの事は毎年、行います。 でもお寿司のまるかぶりって小さい時からしていたかというと私にはそう言う記憶はありません。 いつからか突然始まったような気がしています。 それに昔から残っている古い日本の風習だとすれば 関東ではあまり知られていないのは変です。 どうやらこれは20年ほど前からはじめられた事らしいのです。 それは大阪の海苔屋さんが節分のイベントとして、巻きずしの早食い競争を行った事から始まったとか。 「福を巻き込む、縁を切らないために包丁を入れない」と言う意味があるのだそうです。 いかにも。我が家もこの言い伝え?に従って今年も恵方を向いてまるかぶりを恭しく執り行いました... でも、一口だけまねごとをして あとはいつもの方向を向いておしゃべりしながら 適当な大きさに切っていただきました。 それより、成ちゃんがぐずぐず言うので肝心の豆まきはいつの間にか忘れ去られてしまってシテマセン。 イワシといつの間にか作り上げられた風習だけで終わってしまった... こうやって歴史や風習は作り替えられていくのでしょうか?ひょっとしたら成ちゃんのグズグズがきっかけで豆まきを幻のものにしてしまうのかもしれません!?