2000年03月14日(火) [長年日記]
_ 養護学校の卒業式でした。
来年はハルちゃんが中学部を、ナルちゃんが小学部を卒業します。 私はたぶん涙でボロボロになるでしょう。
ハルちゃんのメガネができあがり 今日で2日目。 家でも学校でもコンタクトはいったんお休みしてメガネで過ごしています。 白内障の手術で水晶体の中身を抜いてしまっているので 裸眼だと極度の遠視です。 それをメガネで矯正しようとするとものすごく分厚くて重くなるのだろうかと 心配していましたが、今は良いレンズがあるのですね。 分厚くもなく、重くもなく、ハルちゃんも快適にかけられます。 耳にかける竿(ツル)の部分も形状記憶合金でハルちゃんの頭や耳の形に合わせてもらい、 そう簡単にはずれません。 フレームは半透明のピンク色で視界に邪魔にならないようで フレームを意識せず、ちゃんとレンズを通して見ているようです。 練習用のメガネは黒っぽいフレームだったのでレンズを見ないで その縁ばかり見ていたのです。ちょっと笑えました。(^^;) いざ、レンズの度を合わせて邪魔にならないフレームの色のメガネができあがると 本当に思っていたよりずっと上手にかけていられるのでとってもうれしい! コンタクトと、メガネと状況に合わせて選択できる余地ができたことで 私たちの気も少し楽になりました。
担任の先生はハルちゃんのメガネを絶賛してくださって 連絡帳には「本当に素敵な淡いピンク。フレームの金属の部分も素敵。すごくおしゃれですが ケバケバしなくて本当に素敵です。10時半から2時10分までずっとかけていました。...」 と書いてくださいました。 たぶんハルちゃん本人にもこんな風に声をかけて下さったのだと思います。
子どもにとってメガネをかけ始めたり、何か新しい事を始める時って 照れくさかったり、うれしかったり、気がかりだったりするものだと思いますが 周りの反応のしかたでそれがイヤになってしまったり、逆に励まされたり、 とっても微妙なのでしょう。 でもハルちゃんの担任のこんなに優しい対応はとってもうれしいと思いました。 ハルちゃんもおしゃべりできたらきっと 「そう?素敵?うれしいわぁ、毎日かけよ〜。」って言っただろうなぁと思います。
ホワイトデー、関係ないと思っていたら NOBさんの手に花束(*^_^*)