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春ちゃん成ちゃんへの手紙
~ママの日々~


2000年08月19日(土) [長年日記]

_ ...24時間テレビ

今年も24時間テレビの季節がやってきました。今年で23回とはなかなかの歴史です。 でもなんとなく きれい事ではないか、とか、 募金さえすればそれでいいと思う人がいるのではないかとか、涙を流してそれでオシマイ、と言う人がいるのはないかとか、がっぽりもうけていると思われる有名タレントが小さな貯金箱ひとつでチャリティなんて言っても 滑稽だったり...そんな風に どうもお涙頂戴で終わってるのではないか、各個人が何をするべきか考えることができているのかどうか、そんな疑問を抱いていました。 と思いつつ、テレビを通して見る人と人との繋がりは温かいし、人のガンバリはものすごいパワーを生み出す事もあって 感動することもたくさんあり、こちらも励ましてもらうこともたびたびあります。 それになんと言っても23回も続けることの大きな意義。いいかげんな企画ではこんなに長く続くはずはないでしょう。実際、この番組から寄付された福祉車両も身近なところで見かけますし、人の意識もこの番組のおかげでいい方に変わってきているかも知れません。 募金さえすればいいと思っている人もあるかも知れませんが それでも今まで福祉に無関心だった人が募金をされてたとしたらこれはすごい進歩ですよね。 そう言う意味ではやっぱり、小さな事からでも福祉に興味を持って それから深い理解へと繋がっていけばいい...そう思えるようになりました。 ただ明らかにして欲しいと思うことは 温かい人の心から集まった募金の使い道ですね。 福祉車両、海外援助、緊急災害対策にと使われているようですが そのあたりのことは きちんと何かの手段で報告はするべきだと思います。(ちなみに今年は約2億円集まったそうです、すご〜い。) それが明らかになれば 私のようにへそ曲がりの人間も協力を惜しまないし ますますその成果も上がるでしょう。

明日の夕方まで続くこの番組、事故がなく、無事に、人々の誠意が無駄にならないようにと願いながら 見させてもらいます。