2000年09月22日(金) [長年日記]
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_ ...「だからあなたも生きぬいて」
姪っ子が貸してくれた本です。大平光代・著 講談社。 いじめ、非行、自殺未遂、出会い、転機...。 著者の凄まじい人生の1ページが綴られています。 人生には「この人との出会いがあったからこそ、今の私がいるんだ。」と言えるほどの大事な出会いが1度や2度はあるものです。やはりひとりで生きていくには限界がありますね。何かしら、人に助けられ、支えられてこそ生きていけるものです。またその逆もしかり、自分が誰かの支えになれる事だってあります。 大平さんも大事な人に出会えたからこそ、人生を見直すことができて、そして今度は人のために何か役に立とうとする事ができるのです。
「今こそ出発点!」と言う言葉、未来がぱっと開けて何でもできそうな明るい気持ちになれます。 著者風にバリバリの関西弁で言うと「今からがんばったらええやん!」ってとこでしょうか。
それにしても問題なのは「いじめ」。これはどうやったら少しでも解決していけるのでしょうか?大平さんの生き方も素晴らしいのですが いじめの問題をどうしていくか、このことも重く考えさせられました。