2000年09月23日(土) [長年日記]
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_ ...無心で書くと言うこと
外山滋比古著、「文章を書くヒント」を読みました。 細かい技法の説明などではなくて 書くことにまつわるちょっとしたコツや、心がけみたいな事が書かれています。短い章で成り立っているので読みやすいです。 要するに著者がもっとも言いたいのは 書くことは難しいと言う潜入感を捨てなさいと言うこと、上手に書こうという欲を捨てなさい、と言うことです。 そう言えば「一年一組せんせいあのね」鹿島和夫・編・理論社 の中で紹介されている一年生が書いた詩というのは どれもこれも私が思うに傑作ばかりです。 子どもの視点、感じたことが率直に、時には厳しく時には優しく表現されていて 思わずう〜んと感心して唸ってしまうほどです。 飾らない無心そのもので書いているからそのままスーッと読み手の心に入ってくるんでしょうね。
「やきもち さこだしげあき やきもちいうたら おとことおんなが あいしあうことや 」... 「一年一組せんせいあのね」より。
....まいったでしょ?