2001年07月15日(日) [長年日記]
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_ [成ちゃん] たくさんのナルちゃんが見えたとき
私の一日のほとんどはナルちゃんと共に過ぎていきます。最近ではほとんどお昼寝もしてくれないから 家事に熱中する時間も ホッと一息つく時間も ありません。おまけに朝は5時頃からお目覚めでその時間から私のフル回転の一日が深夜の2時か3時まで続くのです。お昼寝もしないでグズグズ泣かれていると私のイライラもつのって 思わず周りに当たり散らしたり、大きな声で怒ってみたり...。自分のための時間はどうなるの?せめて家事に費やす時間くらい頂戴よ、睡眠がとれずに倒れたら知らないよ...。
でもね、何かしら訴えたいから泣いている。その理由がわからないわけでもない。そして そうやって泣いているナルちゃんは それがすべてではない。誰よりも母親である私を求めていてくれることはよくわかる。一枚の数年前のナルちゃんの写真...カメラを向けただけでニコッと笑った。小さい頃は いつもニコニコ、何がそんなに楽しいのかな?って思うほどにいつもニコニコ。面白そうなものには目を凝らして 興味津々の表情。そんな愛しくていじらしいナルちゃんが ほんとうのナルちゃんなんです。もちろん泣いてるナルちゃんも含めて。泣き顔の向こうに もっとたくさんのナルちゃんが見えたとき、私の気持ちは柔らかくなりました。