2001年08月21日(火) [長年日記]
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_ 台風接近中の今日という日は...
雨の中、それもただの雨ではなくて 台風接近中という非常事態の雨の中、NOBさんの友だちの奥さんが遊びに来て下さいました。大きな紙袋を下げて ガサガサと部屋の中に入ってきたその人は...Aさんてことで...まず 我が家の子どもたちにご挨拶。ハルちゃんナルちゃんは「あ。。。この人や。。。」って感じでしょうか、Aさんを見つめていました。Aさんが部屋に入ってこられた時にすぐに「あ?ハーブの香り...?」って思っていたら やっぱり。紙袋から次々出して見せてくださったものは Aさんが作っておられる野菜とバジル。香りの張本人のバジルは青々といかにも元気いっぱいに育って 青くて爽やかな香りを醸し出していました。お野菜は雨の中 畑へ採りに行ってくださったという、香りの強いニンジン、ちょっと皮が固いけど...とおっしゃった「おなす」(京都言葉はすぐに「お」をつけたがるのです。)、大きなオクラ。
普段はスカート姿など見たことのないAさんは珍しくサマーワンピース姿なので 「どしたん?」と尋ねると 畑に野菜を採りに行ったときに泥だらけになったので急いで着替えようとして手近なものをつかんで着替えたから...なんだそうです。あー...雨の中泥だらけになりながら きっと我が家のことを思い出しながら採ってきてくださったんだー...。そう思うとその新鮮なお野菜たちがもったいないほどにありがたいと感じました。お昼は昨日作ったカレーと、 サラダ、急いで作った白玉団子とフルーツとあずきを盛り合わせたデザート、たいしたおもてなしは出来ませんでしたが Aさんと一緒に頂き 楽しくてなごやかなひとときでした。こんな、一緒にいて気持ちが和む関係、ずっと大切にさせていただきたいです。