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春ちゃん成ちゃんへの手紙
~ママの日々~


2001年10月01日(月) [長年日記]

_ [成ちゃん] キライディティ症候群

朝からと夕方の、2回の造影検査を受けたナルちゃん。検査後はやっとイレウス菅を抜くことが出来 スッキリしました。検査後、先生は「なんとなくわかってきました。」と言われ、あとから病室に来て説明をされました。結果はキライディティ症候群らしいとのこと。(Chilaiditi)先生が絵に描きながら説明してくださっのは 簡単に言うと 普通、横隔膜と肝臓の間はピッタリくっついているのだそうですが ナルちゃんの場合はその隙間に大腸が入り込んでここで大腸がねじれたようになることで閉塞を起こしてしまうのではないか、と言うことでした。

一般的にキライディティ症候群は 他の目的で検査を受けたときに偶然に見つかることが多く、特に症状がなければ放っておくのだそうで、勝手に治ってしまう場合もあるのだそうです。でもナルちゃんのように悪い影響がある場合にはなんとか治療をしなければなりません。ハッキリ言って 本来の腸の位置に納めて固定する手術をするしかないようです。手術に関してはこれから先生と相談しながら考えていきます。

いままで 「なんで?」と起こるたびに悩んできたナルちゃんのイレウスですが どうやら九分九厘、原因がわかりました。少し前進できた感じ。これからのナルちゃんのため、家族のため、ナルちゃんの将来の自立を考えると 迷っている時間はないです。前向きに考えたいと思います。それにしても造影検査の副作用らしく、下痢気味。お腹が気持ち悪いようで機嫌が悪いナルちゃんです。