2002年01月25日(金) [長年日記]
[English!]
[한국어]
_ ナルちゃんの押し出し
いつになったら回腸ロウを抜くのか、待ち遠しい毎日でした。外科としてはナルちゃんの皮膚が薄いこともあり、何をするにも時間をかけて慎重に対処されています。でも今朝の回腸ロウの様子を見ると 少し出てきているような状態でした。先生もガーゼ交換をしながら「もう、抜けそうやな。」と一言。はがれかけの回腸ロウをとめてあるテープを貼り替えて出て行かれました。
何時頃だったか、ふと回腸ロウを見ると明らかにチューブの長さが長い..つまり抜けて来ていると言うこと。看護婦さんに言って外科の先生に連絡をとってもらいました。なかなか来てくれない先生..。まぁ日頃の様子を見ていると忙しさはよく分かるけど..。夕方に現れた若い先生は、「朝にテープを貼り替えているからそんなはずはない。」と看護婦さんに言っていたらしいのですが そう言うことはきちんと自分の目で確かめて欲しいものです。
チューブの状態を見て「あれ?あれ?」の連呼。この先生ったら「あれ?」が口癖でちょっとしたことで「あれ?」なんて叫ばれると何が起こったのかとちょとドキッさせられることしばしば。で、きちんと腹帯を外してみてもらうと回腸ロウは自然抜去していたのでした。
そのあとに中堅の先生も来られて様子を見てもらいましたが特に問題はなさそうでした。1つチューブが抜けて良かったけど、図らずも抜けてしまったのは良かったのか悪かったのかはよくわかりません。でもナルちゃんが「もうこんなんいらんわ。」と押し出してしまったのかも..と周りの人は言います。ふ〜ん..。そうかも。