2002年03月16日(土) [長年日記]
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_ [成ちゃん] あの時のわたしたちに...
NOBさんのへんこつ日誌を何とはなしに、開いて読んでいました。特に読もうと思ったわけではないのですが なんとなく...。そしたらなるちゃんの 入院中の日誌についつい引き込まれて読んでしまいました。...そう、読んでしまった..と言う感じ。3回の手術や、腸が飛び出たことや.苦しむなるちゃんの様子、、高い熱が続いたこと..。思い出したくなくて全く読むつもりなどなかったのですが、ついつい目がいきました。はぁー...っと大きな溜息が出ました。
毎日、毎日、ガーゼ交換の度に目にするなるちゃんのお腹の大きな傷は 本当に傷口がくっついて治る日が来るのだろうか?と不安でいっぱいでした。こんな毎日が永遠に続くのではないかと思ったほど。未来がそこで寸断されてしまったような気さえしました。
退院した今、些細なことがうれしくて、白い温かいご飯、いつもの部屋に4人が揃っていること、ちょっと大変なことやちょっと心配なこともありますが、文字通り、それは「ちょっとしたこと」なんです。あぁよかった、あぁうれしいなぁ、と思う毎日です。こんな日を迎えられると言うこと、こんなにうれしい気持になれる日が来ると言うこと、出来ることならあの時の私に教えてあげたかった、あの時のなるちゃん、NOBさん、はるちゃんに教えてあげられたらよかったのに..。