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春ちゃん成ちゃんへの手紙
~ママの日々~


2002年06月10日(月) [長年日記]

_ 小山明子さんのお名前を雑誌にみつけて

松田聖子さんが大きく写し出された表紙の「婦人公論」。病院の売店で見つけ、松田聖子さんと婦人公論のその取り合わせが なんとなく珍しい気がして手に取りました。見出しに「きれいは一日にしてならず」とか 栗原はるみさんのお名前とかが出ていて興味を惹きました。そしてさらに「三度の入院を乗り越えた夫・大島渚を介護して」と題し、小山明子さんのお名前がありました。

今年の1月18日の私のDiaryにも書きましたが 大島渚さんがなるちゃんと同じ様な時期に 同じ様な状態で入院生活をされていると知り、その後なるちゃんは2月12日に退院しましたが大島渚さんはどうされただろう、と気にりながらも何も情報を得る手段はありませんでした。

早速婦人公論を購入して小山明子さんの手記を真っ先に読みました。やはり大島渚さんもなるちゃんのように感染症に苦しまれたくさんのチューブに繋がれながら長い入院生活を送られ、4月にやっと退院されたとのことでした。

小山さんが抱えてこられた事は大島渚さんの看病だけでなく、同時にお手伝いさんの看病、そしてお手伝いさんがこなしておられた仕事全てでした。今までしたことのない家事もすることになられたようですが きっとそれこそ必死になってこなしてこられたのでしょう。

でもそんな中にもご自分一人で用事をこなす事ができる喜びを感じ、又、小さな幸せを感じながら過ごして来られたと知り、若輩者の私が言うのもなんですが、その健気さに胸がいっぱいになりました。

こうして今も介護しながら夫婦で生きている事の喜びを感じながら日々、過ごしておられると知り、お会いした事もないし なんの関係もない私ですけど 同じ様な経験を乗り越えてきた者同士と思うと お家で過ごせるようになられてほんとうによかったなぁ..などと思わずにはいられないのです。

_ [成ちゃん]きょうのはっぴぃ

予定通りなるちゃんの絶食は終わり、今日から栄養を摂るために注入が始まりました。(^_^)v