2003年10月15日(水) [長年日記]
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_ スチューデントシティ
東京品川の公立小学校でスチューデントシティと言う取り組みがされているとテレビで紹介されていました。空き教室数カ所を改造し街中を再現してそこで経済の仕組みを体感しようと言うモノらしいです。コンビニや銀行などがあってホンモノの街の中にいるようで、子どもたちがその中で経済活動をシミュレーションしていました。 こういう学習の仕方は子どもたちにとってきっと楽しく学べるのだと思うし、実感として経済の仕組みがよく分かると思います。 きっとかなりの設備投資をされてるんだろうなぁ...。
あんなにも立派な設備を整えることが出来ると言うことは、ちょっと見方を変えると障害のある人にとって動きやすい設備を整えることもきっとラクチンにできてしまうんでしょうねぇ。 例えば私の住む地域での問題は重度心身障害のある子どもたちが養護学校を卒業後、行く施設がありません。と言うのはあってもすぐに満杯になってしまって毎年卒業を目前にする親は慌てて何かの対策を講じなければいけないのです。毎年..。なんとか行政は長い目で見た対策をもうそろそろ打ち立てて欲しいと思うのです。第一の問題は「おかね」でしょう。そんなことを考えると近頃の学校は空き教室がたくさんあるのでそれをどのように利用しようか四苦八苦されてる感があります。それならばそこをなんとか利用してひとつの学校内に子どもたちが通い、また障害のある人、またはお年寄りも一緒に集える場を作ることが出来れば素晴らしいんじゃないかと思います。 全国の中には実際にその様な取り組みを成功させている自治体もあるようです。
経済の流れは日頃の授業で勉強していますよね。日常の中でそれは体感出来ますよね。
それぞれの立場によって必要とするものは違いますが私はそんなことを思いました。