2014年12月04日(木) [長年日記]
_ お味噌造り12回目となりました
今年で12回目のお味噌造りが無事に終わりました。
いつも米麹と大豆は長岡京市の叔母から用意していただいています。 わが家の場合はそれぞれ、1.4キロづつで作ります。
白いお米にふんわり、白い糀のお化粧をしている米麹。 これがおいしいお味噌にしあげてくれます。
大豆はこの緑色のがおいしいのだそうです。 品種は知りません(^^;
よく膨らんだ大豆を水煮します。 なんせ、1.4キロなので 圧力鍋で3回に分けて炊きました。 圧力鍋、便利ですね、普通の鍋だと2時間くらい掛かるところをわずか5分くらいで柔らかくしてくれます。
この炊きたて大豆がとってもおいしいです。 ホクホクしていて甘みがあって、ついついつまみ食い・・。 あまりにおいしいので お昼のおかずとして少しお醤油を落としていただいてしまいました。
柔らかくなった大豆を フードプロセッサーで潰します。 これまた10回くらいにわけて 根気よく・・。 この作業が一番大変。
つぶし終えたら、お塩を混ぜた米麹を混ぜます。 この時に大豆のゆで汁も混ぜて、全体が仕上がりの固さか少し柔らかいくらいになるよう調整します。 これを樽に詰めます。 樽の底と、詰めたお味噌の上にお塩を少し蒔いて、最後にラップでキッチリ蓋をして、樽の蓋をして終了。
できたら、カビ除け、虫除けのために、敷き詰めたラップの上にチューブのわさび一本分を絞り出しておけばなおグッド。これはもう1人の叔母から教えてもらった丸秘技です。これがなかなかの威力を発揮するのです。(この画像は無くてごめんなさい) 重しに、1キログラムの塩の袋を置いています。
来年7月の土用の頃から食べられます。
今年は塩にこだわって、釜で炊いて乾燥していない、天日干しの塩を使ってみました。 自然の力で乾燥させるので2年ほどかかるのだそうですが、ミネラルが豊富で「生きている塩」なのだそうです。 昨年、仕込んだお味噌は比較的おいしく出来上がりましたが このお塩で今回のはどんな風に仕上がるかがとても楽しみです。