2015年01月17日(土) [長年日記]
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_ この日に・・。
阪神大震災の起こった時間、午前5時46分に合わせて黙祷しました。
わざわざこの時間に合わせて起き出して黙祷するのは20年目にして初めてのことでした。 なんとなく・・、そうしてみました。
私の友達、知り合いも黙祷すると言う意志を確認していたので、まさしく今、この同じ空の下で同じ想いで祈りをささげているんだなぁと思うと共感と人の温かい繋がりを感じました。
と、同時に20年前にこの暗闇の中で巨大地震が起こり、この冷たい空気の中で人々が恐怖におののいたと思うと どんなに凄まじい状況だったろうと泣けてきました。
この感情はきっとこうしてこの時間に起き出して、この暗闇の中で黙祷したからこそわき上がってきたんじゃないかと思います。私の場合はね。 ちょっとでも近づこうとすることって大事なんだなぁと感じました。
「どうか、魂が安らかでありますように。二度とこんな災害がおこりませんように。人々が平和でありますように。」
そう祈ると共に、人は賢いですからこんな凄まじい経験までも力にしながら 智恵をはたらかせ工夫を重ね、命を尊びながらしたたかに生きていきたい・・。
すべてを無駄にしないように・・。