2017年06月30日(金) [長年日記]
_ いま一度、小林麻央さんのブログを読み返しています。
闘病中でおられる時はなぜか「いいね」を押せずにいたけれど、(なんとなく、闘病されている方に「いいね」なんて言えないなぁ・・ってそんな感じで・・)今、ふたたび読み返し、不安や苦しみを希望の言葉に換えて綴られているその姿を讃え すべてに「いいね」を押せます。
「人間誰しも最後は 天命を待つのみだけれど、それまでは不屈の希望であきらめないこと」と言うお父様の愛情と祈りに似た言葉に私は心を打たれましたが もちろん麻央さんの胸に強く響いて支えにされていたのでしょう。
ご病気のためになにかにつけて狭められたと思える日々の中でしたが、麻央さんの想いはより深みと広がりが増し、それらを言葉に載せて私たちに大切なことをたくさん伝えてくださいました。
常に抱かれた感謝と希望とおもいやり。
まったく面識も何もないけれど、いつしか今日はお元気だろうか、どんなステキな言葉を伝えてくださるのだろうかと気に掛かるようになっていたブログが もう更新されることがなくなってしまったことは大変悲しいです。
・・が、最期の時に海老蔵さんが間に合われて、麻央さんは大切な言葉を伝えることができた・・「よかった・・」と思わずにはいられませんでした。
いつしか海老蔵さんのブログも拝見するようになり、今は悲しみの渦の中でもがいておられるご様子、お子さん達のご様子にこちらまで涙する毎日です。
ただの通りすがりの私でも「心の痛みを分かち合う」ことができれば・・。
想いを寄せるだけで、悲しみが少しでもやわらげるような、そんな心の仕組みになっていればいいのに・・と思います。
・・・6月は娘たちが旅だった月。
つい先日も知人が旅立たれました。
そんなこともあってか、残された者の悲しみや、また残していった者への心残りをついつい考え込んでしまう今日この頃。
やっぱり大切なのは「今」 今出来うることを精一杯に、今伝えられることを精一杯に。