1999年03月12日(金)
_ 成ちゃん、今日も熱は37度台。
チューブで栄養を摂る。 夕方なんか口をクチュクチュ動かしてカニさんのように唾液で泡だらけになっていた。 「何やってんの?」と思わず笑ってしまったが 口から食べられている分が少ないので口元が淋しいのかもしれない。
春ちゃんは卒業式に参加。 昨日の問題のプレゼントもちゃんと持っていってS君の先生に渡してくれたようだった。 春ちゃんのお迎えはお父さんにお願いした。 帰ってきたらいきなり「今日はマリアさんにあったもんね〜」って。 マリアさんと言うのは... 春ちゃんが養護学校に入学して2年目にY先生が違う養護学校へ転出された。 その後、「あなたに贈る歌」をこのホームページに掲載させていただくに当たって 編曲に携われたY先生に了解を頂くことから時々メールし合うようになった。 その先生がそこの地域の町おこしの一環としてミュージカル「サウンドオブミュージック」の マリアさん役をされたのだ。 ライブでミュージカルを見ることは出来なかったがたまたまテレビで2時間半にわたってそれが放映された。 手作りの感動的なミュージカルだった。 その話題で 我が家でも学校でも盛り上がっているところへ... マリアさんが我が校へ来られ、お会いできたと言うのだ! 今年、マリアさん(Y先生)の教え子が高等部を卒業するというのでわざわざ来て下さったらしい。 で、一緒に写真を撮ってきたんだって!よかったね、春ちゃん! 成ちゃんとママは残念ダー。
出会いっておもしろいな、って思った。
2000年03月12日(日)
_ 昨夜もナルちゃんは一晩中、ぐずぐず言ったり、眠ったりを繰り返し、 私はほとんど眠れない状態でした。 「まぁいいや、今日は日曜日だから思い切り家事の手抜きをして できるだけ睡眠をとることに徹しよう!」 などというもくろみはナルちゃんのゴンタのためにもろくも崩れ去ってしまいました。 機嫌が悪いのは熱が38.8度あったこと、そしてお腹の動きが悪いみたい... そもそもナルちゃんは空気をたくさん飲みやすくて それだけでもう、お腹はパンパンに張ってしまったりします。 そのせいで吐いてしまったり、お腹が痛んだり... 続けざまに「ゴクン、ゴクン」と空気を飲むものだから 「それさえしなければしんどくならへんのよ!」とイライラしてしまって とんっがった言葉がついつい... 何度言ってもわかってくれなくて悲しくなってしまいます。 これも筋緊張が強くなってきてからかなぁ... 今日はお腹の動きが悪いせいもあってしんどそう... 前にも脂汗をかいて苦しみ、挙げ句の果てに入院...と言う経験もあったのでなんとかしなければと お腹を温めたり、お腹をさすったり、ツボを刺激したり、チューブから注射器で空気を抜いたり、etc... これ以上に腹圧をあげることはできないので 夕飯は食べさせられない、もちろん注入もダメ。 そうなれば水分不足になり 点滴が必要となります。 そうならないようにと 祈るような気持ちでしばらく様子を見ました。 すると激しくゲップをした後に嘔吐していまいました。 このおかげで少しお腹の張りがましになり楽になったようで お布団に入れるとすやすや眠りました。どうか一晩でお腹の張りがすっかり取れますように! ゲッソリ、疲れ切った日曜日でした。
2001年03月12日(月)
_ [成ちゃん] 明後日は卒業式なのに
卒業式を明後日に控えて なんとナルちゃんは39度近い熱...。今日は買い物に行ったり、郵便局へ行ったり 学校の用事...などといろいろな用事を済ませようと予定をたてていたのに それも片づきませんでした。風邪なのか、なんでまたこんな高い熱が今頃になって出てきたのでしょう。なんとか明日中に熱が下がれば 14日の卒業式には証書を受け取るだけでも行けるだろうか...。でもそれも無理な話かなぁ...。16日にナルちゃんのクラスでお楽しみ会兼お別れ会をするようだから その日に行ければそれでいいか..。自分を慰めるようにそう思ってみるけど やっぱり小学部6年間の締めくくりの卒業式には晴れやかに出席して 先生やお友達に「おめでとう!」と言って欲しいもんね。そして「ありがとう!」と感謝の気持ちをいっぱい伝えて卒業したい!あ〜、どうなることやら...。本番に強いナルちゃんだから なんとかなるかな...。
2002年03月12日(火)
_ お雛様ごくろうさま
今年もお雛様、ありがとございました..ということで、母に手伝いに来てもらってお雛様をしまいました。ここ数年出せなかったお雛様ですが今年は出せてよかった...。そして出したらいつまでも出しっぱなしになってしまいがちですが 今年はまぁ、そこそこでしまうことも出来たし(本当は3月3日が済んだら速やかに..がいいのでしょうが)。出すのもしまうのも手間がかかって大変ですが、でもひとついとつ、飾りながら、またしまいながら一年の節目を想いいろんな心の準備をしながら過ごして行くのだと思います。
人って(私って?)鈍感なものだから こういう行事をひとつひとつ迎え過ごしていくことで 季節ごとの暮らしのしつらいを造っていくのでしょう。あわて者の私、お雛様用の防虫剤をミシン目で切り離すときに思わず力が入ってバラバラと中身をばらまいてしまいました。あぁ、激しい臭いが家中を...。昨日は香ばしい良い香りだったのに...。
2004年03月12日(金)
_ [春ちゃん]卒業式・熱が下がってホッ
とうとうこの日がやってきました。気がかりだった昨日までの熱はなんとか下がりました。なんとか・・・。学校へ行くと会う人、会う人から「春ちゃん、お熱はだいじょうぶー?」「来られてよかったねー!」と声をかけて頂きました。高等部の先生から、小、中学部の先生から、そしてお母さん方から。ほんとうにたくさんの方から春ちゃんに、そして私にと声をかけてもらったので 春ちゃんの存在の大きさをあらためて感じ、うれしく思いました。
_ [春ちゃん]卒業式・式次第にそって・・・
担任の先生に抱っこしてもらいながら 校長先生から卒業証書を受け取った春ちゃん。機嫌が心配でしたが悪くはなくて落ち着いている様子でした。私も心騒ぐことなくその様子を見ていることが出来ました、この時はまだ・・・。それよりも、私の隣におられたお母さんが私になにやら耳打ちをされるのでなんだろうと聞いてみると「お父さん、あんなとこにいはるねー(笑)」って。「え?なんだって?どこどこ?」とよーく見てみるとなんと、ひとりひとりに証書を渡しておられる校長先生のすぐ後ろから、卒業生達の表情を狙ってカメラを構えているのでした。(体育館の壇上ではなく、フロアでの授与なので人の頭とかマイクスタンドとかで隠れていてすぐにはわからなかったのです。)その堂々とした態度はまるでどこぞの新聞社のカメラマンのようでした。
式では卒業生がひとことづつ、決意などを述べるのですが ひとりひとりがどんなにがんばって来たかとか、これからどんなことをがんばるかとか聞かせてもらいました。ある生徒は苦手なことに逃げてきたけれど自分を変えたくて 苦手なことにぶつかっていったら自分を変えることが出来た・・・と。ある生徒は地域の学校にいるときは自分を出せなかったけれどこちらに転校してからは自分をさらけ出せることが出来るようになったとか、卒業したら一生懸命仕事をがんばるんだとか。18歳と言っても親の私たちから見ればまだまだ幼く見えていたこの子達が その胸の中には必死で生きてきた思いが こちらにひしひしと伝わってきてとても大きく見えました、またいじらしくも感じました。本当にこれからの人生がこの子達にとって幸せであってほしいと言う思いとが複雑に絡まり 泣くつもりはなかったのにハラハラと涙がこぼれました。ほんとうに勝手に涙があふれて頬に流れ落ちました。でも不思議、春ちゃんの事をふと思い浮かべた時には今度はじんわり、熱い涙が出てきました。涙にもいろんな種類があるのでしょうか? どちらにしても、あぁだめですね、やっぱり。泣かないでおこうなんて所詮無理なことでした。「あなたへ贈る歌」も一番はがんばって歌いました。でもまた春ちゃんの顔がふっと目に浮かんだ瞬間にもう声が出なくなってこらえていたら鼻がなって格好悪かったー(*^_^*)
そんな式でした。
_ [春ちゃん]卒業式・二部
その後体育館が二部の会場に早変わり。会食をしながら卒業生の出し物を楽しんだり、スライドを見たり、スピーチを聞いたりしました。春ちゃんの様子が心配でしたが熱も上がってなく、わりと静かに参加していました。
それでですねー、二部には「保護者の出し物」というのがありまして、踊りましたともー、練習もしましたともー。ダビングしてもらったビデオを家で見ながら時には春ちゃんを抱っこしながら、時には成ちゃんを振り回しながら、時には夜中の3時にひとり淋しくノリノリで。 それは慎吾ママの学園天国
衣装も工夫し、努力の甲斐あってみなさまには楽しんで頂けたかなと思っております。子ども達の中に「ママー、信じられないー。」と家に帰って母を拒む子どもがないようにと祈ります。(^^;)
保護者の出し物のあとは先生方の美しいコーラス。そしてまた一人ずつの最後の挨拶。何度泣かなければいけないのか、この日はほんとうに。
_ [春ちゃん]とうとうこの日が・・・
あぁ、ついに最後の日となってしまいました。先生方には小、中、高と、調子が良いときも悪いときもいつの時も いつも親身に、あたたかく優しく関わってきてくださったことを心から感謝しています。 同じ時を過ごしてきた保護者の方々にはたくさんの事を教えて頂き、また共に楽しく過ごさせてももらいました。 春ちゃんも私も学校生活を楽しく過ごしてきました。 ただ残念なのは春ちゃんの自慢の笑顔で締めくくれなかったこと。いつもニコニコ笑顔いっぱいの春ちゃんだったのに最近はほとんど笑ってくれなくてこれだけが残念に思うことです。 担任の先生にはちょっと心配を残してしまいますが きっと時が来ればまた笑顔いっぱいの春ちゃんに戻ってくれると信じてこれからも親子でがんばっていきます。「また笑顔いっぱいの春ちゃんになりました!」と近いうちに報告できますように。
心から ありがとうございました。
2011年03月12日(土)
_ 東北地方太平洋沖地震
大きな地震が起こってしまいました。地震に伴い 津波の恐ろしさをこんなに感じたことはありません。 もうなんて言ったらいいのかわからないくらい大変な状況になってしまっています。 お年寄りや、小さな子どもたち、病気の人たちはどうされているんだろう、と心が痛みます。 呆然とテレビの画面を見つめるばかり・・・ こんな時に一通のメールが・・・。 なんだか変だなぁ・・・・と腑に落ちない。 関西電力の名前を使って、東京電力に供給のお手伝いをするのでみんなで節電をしましょう、出来るだけ多くの人に転送してください・・と。 なんでメールで知らせる?テレビや新聞ではそんなことは言ってない。メールや電話が繋がりにくいこの時に、メール転送って、そんなん、ますます混乱するやん、おかしい! メールが来た時時点では関西電力のホームページでは何も言ってなかったけど、今見たらチェーンメールにご注意というお知らせがありました。 困ったものですね、 今、何か自分に出来ることはないだろうか・・って多くの人が思っておられると思うんですが、それをおもしろがってこんなことするなんて。節電はもちろん大切なことだけど、もし早急に知らせないといけない重要なことだったら関係機関から然るべき手段で知らせてくるはず。
とにかく、今はこれ以上被害が広がりませんようにと祈るばかりです。 それと、自分の廻りの災害の備えを見直そうと思いました。 今の日本列島はどこで何が起こるかわからないです。
2012年03月12日(月)
_ 上西秀美さんの個展
ギャラリー翔にて、個展のご案内をいただきました。こどもの色鉛筆画を描かれていたのですが今回は油絵のようです。前回は行かせていただきましたが、今回は行けるかなぁ、行きたいなぁ。優しい優しい絵を描かれます。上西さんご自身もふんわり、やわらかなすてきな雰囲気の方です。
_ 塩麹、どうやら完成
麹と塩と水を混ぜて、夏なら1週間くらい、冬なら2週間くらい、常温で置きます。 最初はなんの変化もなくて 大丈夫かいな!?と心配でしたが2週間くらい経ってから 小さな泡がプクプクと出始めました。発酵しているのが確認できてひと安心。香りも麹の良い香りがします。固い麹がお粥のような状態になったので、このへんで出来上がりと判断し、小瓶に移し替えて、冷蔵庫に保存しました。半年ほどもつそうです。 活用が楽しみです。
_ [成ちゃん]吸引器バッグを新調
吸引器一式を持ち運びするバッグを新調しました。 ラ・エミーズのエコバッグがピッタリ。
前のも同じく、ラ・エミーズのエコバッグでした。
生地がしっかりしていて、中は防水になっています。 新調したのは色が可愛くて お出かけが楽しみになります。
2016年03月12日(土)
_ 京都歩き
花見小路四条下ル 萬屋。
八坂神社。「祇園」って読めるようにしておいてね。
岡崎 ロームシアター京都。
二条寺町 一保堂。
二条河原町 ワタナベ楽器。
三条寺町 ハートプラザKYOTO三条。
寺町京極。
錦市場。
錦小路通麩屋町上ル omoカフェ。
おもぱふぇ at omoカフェ。
そして、四条烏丸の大丸に寄って、阪急電車で帰宅。
よーく歩きました!
2017年03月12日(日)
_ 春を感じに。
水無瀬神宮の駐車場周辺で行われていた みなせ野オーガニックマーケットへ出かけてみました。
ゆっくり歩いて。
良い香りにつられて フランクフルトと食べたり、ちらし寿司を食べたり、珈琲豆を買ったり。
質のいいモノを出店されているようで興味ありでした。
第一回目の催しだったようですが、子ども達もたくさん楽しんでいて、また盛況に続いていけばいいですね。
一旦帰ってから、長岡天満宮の梅を見に。
八部咲きくらいかな。
控えめだけど華やか。
日本の美しい風景が広がりました。
旧管理棟を解放されていて、二階から梅林を眺めることが出来ました。
花より団子?
いえ、花も団子も楽しんできました(^^)
♪ かんこ [ご卒業おめでとうございます!春ちゃん、無事に晴れの日を迎えられたみたいで。ほんと良かったぁ〜、神様も味方してくのかな..]
♪ おみ [かんこさん、ありがとう。きっとお祈りしてくれたからですね、うれしいです。NOBさん号泣?んー、ちょっと言い過ぎかナー..]
♪ かんこ [あの曲はいけません(笑)卒業式前、放課後先生たちが練習してるのが聞こえてきて、すでに・・・。本命前に、トホホ・・・、..]