1999年06月23日(水) [長年日記]
_ 本を読みました。「アメリカハーブ紀行」・広田せい子・講談社文庫。 広田せい子さんは日本のハーブ研究パイオニアでNHKなどで時々お見かけする方です。 「アメリカハーブ紀行」は広田さんのアメリカ流ハーバルライフの経験談です。 アメリカはやはりスケールが大きくて 社会に於ける植物の位置づけが日本とは違い、 密接に社会に関わっていると思いました。 行政と民間の有志が一体となって都市の緑化や環境問題、 そして様々なハンディの克服に「園芸療法」が効果を上げているとのことです。 ハンディのある人もない人も一緒に楽しみましょう、と言うところがとても素敵だと思いました。 広田さんご自身もアメリカでの経験を生かして 高齢者や体の不自由な方のためのオープンな庭造りに取組中とのことで 最近私が興味を持っている方です。
他に少し前に読んだのは「マミ・レヴィのアロマテラピー」・講談社文庫。 アロマテラピーと言うと少し前の私は「おしゃれなもの」という捉え方でした。 でもちょっとしたきっかけで興味を持ちあれこれ調べていると これは「かなりからだにいい感じ」と言う捉え方に変わってきました。 特に心身共にリラックス効果があると言うことがわかり これを我が子に使わない手はないぞとますます興味を抱いたのです。 本屋でアロマに関するものを探しても以外に少なく まず目に付いたのがこの本でした。 アロマに関する専門書ではなく アロマテラピストを目指すマミさんのポジティブな生き方のなかにアロマの魅力を紹介されています。 マミさんの生き方に好感を持ちつつ アロマの奥の深さを感じました。 アロマは自然治癒力を引き出す、自己免疫を高める、そして優雅な気分にしてくれる、そのあたりが気に入っています。 まだまだ初心者でもうちょっと勉強しようと思っています。