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春ちゃん成ちゃんへの手紙
~ママの日々~


1999年10月27日(水) [長年日記]

_ 小児科の定期診察の日でした。

いつものようにNOBさん、春ちゃん、成ちゃん、私とで病院へ行きました。 そしていつものように診察。 今回はいつものお薬を処方していただき、 そして春ちゃんの年に一回の脳波検査を予約する事になりました。 あぁ、憂鬱... 脳波検査は薬で睡眠処置をしなければなりません。 そんなときに限って警戒するのかなかなか寝てくれなくていつも苦労するのです。 脳波検査と聞くとちょっと「はぁ〜っ」とため息が出てしまいます。

そんな話をしながらいつもの診察が一通り終わり席を立とうとしていると 主治医が成ちゃんのちっちゃな手をそっと取って 「風邪、ひかんときや〜、ばいばい〜」と言って下さいました。 取り立てて言うことでもないかかもしれませんが  何となく私は心がポッと暖かくなってとてもうれしかったのです。 何気ない一言、いたわるように手を取って成ちゃんの顔を見て言葉をかけて頂いたことで とても暖かいものが伝わりました。 ちょっと手を触れる事って それによって倍以上になって気持ちが伝わるような気がします。 べたべた触るとこれまた 逆効果ですけどね。 さりげなく自然に触れると暖かい心がいっぱい伝わるんですね。 これこそ 手当に通ずることなのかもしれませんね。