2001年03月15日(木) [長年日記]
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_ 子育てに思うこと
昨日の日記に 「我が子のためなら親って言うのは こんなにも頑張れるんだ。」なんて言う内容を書きました。当たり前のことのように私は書いたのだけれど そうではなかった...。いえ、私が子どものために頑張れるのは間違いないのですが 世の中がそうでは無くなってきている、そうではない親が恐い勢いで増えているという事実を最近のニュースなどで伝えています。いろんなケースがありますがいかにも我が子を邪魔扱いして虐待してしまうなんて事はただ驚きのひとことです。子供を持ち育てると言うことは 一人の人生の発端に関わり 責任を持って社会に送り出すという 大変責任の重い仕事です。一つの命と人生を人が作ってしまうんですから そう考えると子どもを持つと言うことは極端に考えてしまうと「恐い」とまで感じてしまいます。その子によって何らかの形で世の中さえ変えてしまうかも知れないんですから。責任とか命とか尊厳とか常識とか当たり前とか そんな言葉が通じなくなってきているのを感じます。私たちは感覚で大事なことを覚えて育ってきたように思います。だから今さらそれらを理路整然と説明しろと言われても難しい。だから小さい子どもには「まだ分からないだろう」ではなくて 一時も早い時期に愛情を込めて しかる、しつける事で 大切なことを感覚に教え込むことが大事なのではないかなと思います。常識というのは時代と共に変わっていくのでしょうか?大切なことはいつの時代も変わらないと思うのですが。