2001年06月08日(金) [長年日記]
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_ なにがおこった?
テレビを付けるとなに?いったい何があったの?ニュース番組では 画面に並んだ数人の名前と年齢。6才..7才...子どもばっかり...。遠足のバスが事故にでも会ったのか...?最初はそう思いました...と言うか、できれば事件より事故であったほうが なにか救われるような気がしてそう思いたかったのかもしれません。でもだんだんと事の真相がハッキリしてくると 恐怖と悲しみと驚きがゴッチャになりました。どうしよう...うちの子ども達がそんなことに巻き込まれたらどうしよう...。そんな恐怖。なんで?なんでそんな恐ろしい事ができるのか?何がそうさせたのか?まだ何がなんだかわからないけど、小学生の子どもたちが可哀想、どんなに恐かったことか...どんなに親御さんはショックだったことか...。子どもの誕生を喜び、一喜一憂しながらも誰もが大事に大事に今日までお子さんを育てて来られたはず。小さな手、小さな足、名前、子どもが発した言葉、まなざし、仕草...かけがえのない愛の対象が傷つけられてしまった衝撃はいったいどんなだったでしょう...。この事件にかぎらず住みにくくなってしまった世の中。恐い事件が起こってしまうのは何が悪いのか?昔につみ取ってしまうべきだった小さな悪の芽が今やおそし、どうにも刈り取ることができなくなってしまうほど根深く複雑に絡み合いながら大きくなってしまったような気がします。