2001年06月14日(木) [長年日記]
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_ [ブック] 自分の心を満たす31の方法/中野裕弓/大和出版
日頃私は何かにつけて「もっと、もっと...」と いろんな事を求めすぎだろうか、満たされないと思っていても実は気が付かない事で満たされていることがあるのかもしれない、またもっと満たされるためにはどうしたらいいのだろう?...そんな思いで手に取った一冊でした。文章からは著者の明るい性格やパワーが伝わってきました。やはり肝心なのは考え方。考え方を上手に操ることができればきっと誰だっていきいきと生きていくことができるんです。「人の思いは人の物。」「毎日実行する心を満たす10のメニュー」「思えば叶う。」「大丈夫、人は絶対死ねるんだから。」...私にとってこんな言葉が心に残りました。「死ねるんだから。」というのはちょと過激な感じですが 人は誰だって生まれた以上、毎日「死」という卒業に向かって歩いている。死があるから毎日を宝物のように生きていくことができる、どんな悩みがあったって、いつかは寿命をまっとうして卒業できる...と言うことなのです。死は恐ろしいと言う観念で生きていくのと このように捉えるのとではまた生き方が違っていくような気がします。あと、一貫して書かれているのは 「内側の声を聞きなさい。」と言うこと。これって実は難しい。これができれば私はものすごく満たされるのかも...。