2014年02月10日(月) [長年日記]
_ 大山崎町子育てサポーター養成講座
三回目は町立第一保育所で子ども達とのふれあい。
一歩園内に足を踏み入れるとちっこくて元気な子ども達♪ 先生も子ども達もテンポが速い、活気があふれているのが一瞬で感じられます。
今日は特にハンディの有るお子さんの保育の様子を・・と言うのがねらいだったようですが 今日は急に体調悪くてお休みされていたようでした。
まずはお遊戯室でのリズム遊び。 あたりまえかもしれませんが 小さい、元気、可愛い!
わが子はいわゆる重度心身障害だったので こんなにパワー溢れる子ども達の集団に居合わせた経験がほとんどないのです。 体のさわり方や動かし方、室温、音、光、などなどすべての環境に細やかな注意をしてあげる必要がありました。 なので、頭では分かっていたつもりでも 実際にこんなにダイナミックな情景を目にして ある意味目から鱗な感じでした。
そして みんなで近くをお散歩。 子ども達って寒くないのねー。たくましい。 しばらく一緒に過ごすと懐いてくれる子どもさんも。 知ってる子もいて声をかけると恥ずかしそうにしてました(^^)
約2時間、子ども達と過ごしました。
この講座の大きなねらいは 虐待に対する取り組みがあるのですが こうやって元気で可愛い子ども達の中で万が一そんな環境にいる子がいたとしたら なんて辛いことなんだろうと思います。 この小さな町にも通告が50件あるのだそうです・・。
確かにエネルギーあふれる子ども達と家庭で暮らしていくことは親もそれに対応出来るエネルギーが必要で並大抵な事ではないでしょう。社会問題と共になんとか生計を立ててやりくりしていくには共働きは当たり前となり 子育ての負担も増えます。そんなことも相まって不幸にも引き金となり虐待が起こっていると言う事態もあるのでしょう。 まぁ、その背景、事例はさまざまあるとしても・・。
この講座を受けてまだ具体的に何をしていくのかはこれから大山崎町の方からの指示を待つことになりますが、なにか一端でも担えたらと言う想いと同時に 果たしてそんな責任のある役目を担えるのかと言う不安もあります。
私たちなりの経験が生かせるなにかがきっとあるんだと思います。 何かの役に立とうというおこがましい想いではなく、そして押しつけでないお手伝いができたらと思います。
まずは聞き役に徹することで なにかその人の気持ちが整理されていく・・そんな存在になれたら・・そう思います。