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春ちゃん成ちゃんへの手紙
~ママの日々~


2002年04月19日(金) [長年日記]

_ [ブック] 森の本/ネイチャー・プロ編集室/角川書店

あ゛〜...なんてこと!あ゛〜...消えてしまった...。と、言うことで先ほどかなり思い入れをして書いた日記を消してしまいました。内容は最近読んだ本、で数冊分を書いたのに..。ショックです。でももう一度、気を取り直して書いてます。でもやはり同じ事は書けないし、書く力も失せてしまってます。で、一冊だけ、特に印象的だった本を取り上げます。他の本はまた元気がでたら..ってことで。

なるちゃんが入院中に本屋によって買ったのが「森の本」ネイチャー・プロ編集室、角川書店。病室で読むのに、軽いタッチで気持ちのよくなりそうな本を求めてこの本を買いました。一言で言うと深い森の美しい緑とその中で生きる動物たちの写真、そして短いコメントが集められた内容です。きれいな緑、そしてそこでの生き物の営み。ページをめくっていくたびになんだかきれいとか美しいとか、そんな一言で言い尽くせないような不思議な印象を抱くようになってきました。たくましい樹木。110メートルもあるレッドウッドの一日の水分の蒸発量はお風呂一杯分にもなるんだとか、そしてその水分を補うために地面から水を100メートル以上も吸い上げるのです!それは樹の力だけでなく 水の「くっつく、引っ張る」という性質のおかげでもあるのだそうです。

生きる、ただ必死に命を守る、命の限り生きて 命を繋ぎ、育む..。そんな一連の壮大な流れを感じて胸がドキドキするような想いでした。自分の心を癒すために買った本でしたが、意外な想いを抱き、なるちゃんの看病をする私にとって とても力を与えてくれた本となりました。

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